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03月22日-04号

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  1. おおい町議会 2013-03-22
    03月22日-04号


    取得元: おおい町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成25年 3月 定例会(第1回)平成25年第1回 おおい町議会定例会会議録召集年月日平成25年3月22日召集の場所おおい町議会議事堂開閉会時 及び宣告 出席及び 欠席議員 出席14名 欠席 0名 〇出席を示す △欠席を示す開会平成25年3月22日 午前9時30分議長中塚 寛閉会平成25年3月22日 午後12時7分議長中塚 寛議席 番号氏    名出欠 の別議席 番号氏    名出欠 の別1尾谷和枝〇8古石 實〇2松宮史知〇9小川宗一〇3森口精治〇10中塚 寛〇4猿橋啓一〇11新谷欣也〇5浜上雄一〇12松井榮治〇6今川直樹〇13中本 茂〇7森内正美〇14猿橋 巧〇会議録署名議員8番古石 實9番小川宗一職務のため議場に 出席した者の職氏名事務局長堀口敏秀書記岡 恭佳地方自治法 第121条により 説明のため出席 した者の職氏名町長時岡 忍なごみ保健課長地面地紀知地籍整備課長小野正人副町長時岡正晴農林水産 振興課長反田志郎教育長柿本 治商工観光
    振興課長中谷真一総務課長森下秀行建設課長村松憲暁企画課長清水鐘治生活環境課長吉田一弘税務課長飯田 隆電子情報課長国久康宏名田庄総合事務所 管理課長知原宗隆学校教育課長寺井義孝生涯学習課長早川はつみ住民福祉課長小西克信会計管理者三谷忠男議事日程別紙のとおり会議に付した事件別紙のとおり会議の経過別紙のとおり       平成25年第1回おおい町議会定例会議事日程(第4号)                      平成25年3月22日(金曜) 午前9時開議日程第1   会議録署名議員指名日程第2   議案第11号  おおい町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について日程第3議案第12号から日程第4議案第13号まで(2件)日程第3   議案第12号  おおい町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について日程第4   議案第13号  おおい町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びにおおい町指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について日程第5   議案第14号  おおい町道路の構造の技術的基準等に関する条例の制定について日程第6   議案第15号  おおい町里山文化交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第7   議案第16号  おおい町総合運動公園の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第8   議案第17号  おおい町総合町民福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第9   議案第18号  こども家族館運営委員会設置条例の一部改正について日程第10  議案第19号  おおい町障害者等医療費助成に関する条例の一部改正について日程第11  議案第20号  おおい町八ケ峰家族旅行村の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第12  議案第21号  おおい町道路占用料徴収条例の一部改正について日程第13議案第22号から日程21議案第30号まで(9件)日程第13  議案第22号  平成25年度おおい町一般会計予算日程第14  議案第23号  平成25年度おおい町後期高齢者医療事業特別会計予算日程第15  議案第24号  平成25年度おおい町国民健康保険事業特別会計予算日程第16  議案第25号  平成25年度おおい町国民健康保険診療事業特別会計予算日程第17  議案第26号  平成25年度おおい町介護保険事業特別会計予算日程第18  議案第27号  平成25年度おおい町介護サービス事業特別会計予算日程第19  議案第28号  平成25年度おおい町簡易水道事業特別会計予算日程第20  議案第29号  平成25年度おおい町農業集落排水事業特別会計予算日程第21  議案第30号  平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算日程第22  議案第31号  平成24年度おおい町一般会計補正予算(第8号)日程第23  陳情第1号  子ども・子育て支援新制度の見直しを求める意見書提出を求める陳情日程第24  特別委員会中間報告について日程第25  議員派遣報告および議員派遣            午前9時30分 開議 ○議長(中塚寛君) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中塚寛君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により議長において古石實君、小川宗一君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第11号 おおい町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について ○議長(中塚寛君) 日程第2、議案第11号おおい町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第11号おおい町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてにつきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当総務常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法第37条において、準用する法第26条の規定に基づき、町対策本部に関し必要な事項を定めるものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、新型インフルエンザや新感染症とは具体的にどのようなものかという質疑がありました。これに対しましては、新型インフルエンザ等の定義には2つあり、1つは新たに人から人に伝染する能力を有することになったウイルスを病原体とするインフルエンザ、もう一つは最高型インフルエンザで、過去に世界規模で流行したインフルエンザである。また、新感染症とはこれまで発生していなかったものと考えていただきたいという答弁がありました。 次に、町の対応は国から緊急事態宣言が出された時点で対策本部を設置するのかという質疑がありました。これに対しましては、そのとおりであるという答弁がありました。 次に、町の対策本部が設置された時にどう行動するのか、よくわからないが、教育現場などはどう対応するのか、もう少し詳しく説明してほしいという質疑がありました。これに対しましては、国の行動計画や県の行動計画にリンクした形で、町の行動計画が示され、インフルエンザであれば、それに関する情報の収集、事業者や住民への適切な情報の提供、予防接種の実施、生活環境の保全、医療従事者の確保などであり、学校にも同様の情報を伝える。また、各学校の情報は対策本部の中で公開し、対策本部で決定したことは直ちに学校に伝え、連携をとって対策を行うという答弁がありました。 次に、感染症が世界的規模で同時に流行することを防ぐために、国の法律を比準する形で条例を定めるが、今後実際に行動計画をつくることが一番大事なところだと思うが、その流れの認識はという質疑がありました。これに対しましては、まだ法律は施行されていないが、施行されると国が行動計画を立て、それに基づいて都道府県行動計画を作成する。町は都道府県行動計画に合ったものをつくることとなっており、準用する部分がたくさんあるという答弁がありました。 次に、国、県に合う行動計画を策定することは重要であるが、発生を見てからでは対処療法は大変になるので、それ以前の情報を住民に提供することや予防のための計画、周知等をお願いしたいという発言がありました。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので討論を終結して、採決を行った結果、議案第11号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第11号おおい町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第11号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前9時37分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第12号 おおい町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について △日程第4 議案第13号 おおい町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びにおおい町指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について ○議長(中塚寛君) 日程第3、議案第12号おおい町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について及び日程第4、議案第13号おおい町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びにおおい町指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定についての2議案を一括議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第12号おおい町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について及び議案第13号おおい町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びにおおい町指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定についての2議案につきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案2件は、去る3月1日に当総務常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 まず、議案第12号につきまして、第1次地域主権改革一括法による介護保険法の改正に基づき、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定めるものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、国のもとに制度が整備されたが、嶺南市町ではまだ事業者の指定がされず、実施されていないサービスもあるが、おおい町内のニーズの把握はしているのかという質疑がありました。これに対しましては、具体的な数字は把握していないが、担当のケアマネジャーがいるので、情報の提供はある。夜間の対応には、ある程度の需要がなければサービスの提供ができないことから、嶺南地域にはまだ事業所がない状況であるという答弁がありました。 次に、実施する事業者は社会福祉協議会民間事業者と理解すればよいのかという質疑がありました。これに対しましては、社会福祉協議会民間事業者であるが、法人格を有していることが条件であるという答弁がありました。 次に、現実的に嶺南地区では事業が成り立たないということであるが、制度ができたので今後社会福祉協議会や事業者に対応できるよう促すなど、政策的な考え方はどうかという質疑がありました。これに対しましては、町では3年ごとに介護保険事業計画を見直しており、見直しの過程において関係者から意見を伺っているので、今後その中で検討していきたい。なお、当面夜間等のサービスの進出は難しいと思われるので、代替のサービスを対応したいという答弁がありました。 次に、嶺南地域に指定のないサービスがあるが、都市部よりも地方部のほうが高齢化しており、国の指導や財源の手当て等、地方こそ先に対応されるべきと思うが、とりわけ人口が少ないから事業所が成り立たないとなると、何かしらの補完措置が必要と考えるが、その方向性についてどのように認識しているのかという質疑がありました。これに対しましては、確かに地方は高齢化率が高く、ニーズも高くなっているが、総体的に見ると人口の多いところのほうが多くなっている。昨年4月にできた新しいサービスもあるので、今後介護保険事業計画策定の中で検討してもらうことになるが、需要が少ないから対応しないというのではなく、今あるサービスを有効に活用してもらいたいという答弁がありました。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので討論を終結し、採決を行った結果、議案第12号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号につきまして、第1次地域主権改革一括法による介護保険法の改正に基づき、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びにおおい町指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定めるものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、介護予防認知症対応型共同生活介護サービスは、なごみのグループホームが事業の指定を受けているが、新たな設備や運営の設備を行わないと基準に合わないのかという質疑がありました。これに対しましては、今まで国の基準に基づいて指定を受けており、条例化によって基準に合わないということはないという答弁がありました。 次に、小規模多機能型居宅介護はどのようなサービスがあるのかという質疑がありました。これに対しましては、小規模多機能型居宅介護サービスについては、名田庄地域ではひだまりときぼう、大飯地域ではやすらぎとかんよもんの4つの施設が指定されている。基本的には在宅の方が、これらの施設に通所し、その中でサービスを受けることになるが、ヘルパーが自宅に出向いて介護等を行ったり、介護者が不在の場合に宿泊できるなど、総合的なサービスが提供されるという答弁がありました。 次に、介護保険制度の適用を受ける方が多くなれば、町の負担も多くなる。介護保険を受けなくてもよいよう、町は指導を行っているのかという質疑がありました。これに対しましては、介護保険法上では要介護と要支援の位置づけがあり、介護になる手前の方が要支援で、この段階では介護保険上の予防事業に取り組んでいる。また、要支援までいかない方については、1次予防と2次予防を使い分けて行っており、1次予防では一般的な高齢者施策として町が外出支援給食サービス等を行い、2次予防では介護保険の制度上の事業である介護予防教室等を行っているという答弁がありました。 次に、委員外議員からグループホームは9名が定員で、定員割れが生じると経営が厳しくなると聞くがという質疑がありました。これに対しましては、現在ツーユニットであるが、計画時点では県の指定による広域の施設としてそれなりの需要が見込めたが、開設直前の平成18年に介護保険法が改正され、地域密着型の施設としておおい町が指定し、町民のみ利用する施設となった。このため、県指定よりも需要が見込めない状況となったが、高浜町において施設指定がなされたので、ワンユニットについては現在年間を通じてほぼ9名の方が入所されている。もう一つのユニットについては、今後の状況を見て、ある程度の待機者があった時に検討したいという答弁がありました。 以上のほか、質疑は議案の各班にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので討論を終結し、採決を行った結果、議案第13号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第12号おおい町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第12号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前9時49分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第13号おおい町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びにおおい町指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第13号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前9時50分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第14号 おおい町道路の構造の技術的基準等に関する条例の制定について ○議長(中塚寛君) 日程第5、議案第14号おおい町道路の構造の技術的基準等に関する条例の制定についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。 ◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第14号おおい町道路の構造の技術的基準等に関する条例の制定についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受けて、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、第1次地域主権改革一括法による道路法の改正及び第2次地域主権改革一括法による障害者等の円滑化の促進に関する法律の改正に基づき、道路の構造の技術的基準等について条例で定めるものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について質疑と答弁の主なものについて申し上げます。 質疑、この条例の制定は今後の新設、改修について該当すると解してよいか。答弁、そのとおりであり、今後の新設、改修道路に適用となる。 質疑、今後は新たに道路をつくることは余りなく、改良ということが多いと思うが、障害者や高齢者の安全についてチェックし、実施していくべきでは。答弁、高齢者や障害者など、また小学生の通学路等の安全についても調査し、安全確保に努めている。 質疑、調査点検された範囲において、どのような結果になっているか。答弁、全体の数の資料は持ち合わせていないが、点検結果の不備な箇所数はかなり出ている。歩道をつけてほしいなど、本郷地区内では無理な要望もあるが、できる範囲で改修をしている。 質疑、今後の道路の新設や開設の場合は歩道をつけるのか。答弁、町が新設する道路で歩行者が使う道路については基本的に歩道をつけたい。場所によっては十分な歩道はとれない箇所もあると考えられるが、範囲内でできる限りのことをやっていく。 質疑、現行の町道の幅は4メートルであるが、家の屋根幅が道路に食い込んでいるところもあると思われるが、このような場合、どのような指導を行っているのか。答弁、現在、はみ出しているところはないと理解しているが、原則1メーター50センチ控えてもらうのが基本である。明らかに出ている場合は指導しているが、際どい箇所は指導が難しいのが現状である。 質疑、指導が困難ということだが、そういったところは今後改修できないのか。答弁、町が道路整備するには地権者の協力が必要であり、理解が得られない箇所は難しい。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。討論を終結し、採決の結果、議案第14号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第14号おおい町道路の構造の技術的基準等に関する条例の制定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第14号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前9時55分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第15号 おおい町里山文化交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について ○議長(中塚寛君) 日程第6、議案第15号おおい町里山文化交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第15号おおい町里山文化交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてにつきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当総務常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、相談室Ⅰ及び相談室Ⅱを一般に利用できるようにすることに伴い、料金設定など所要の改正を行うものです。 この議案に対する質疑及び意見聴取を行いましたが、質疑及び意見はありませんでした。質疑終了後、議案を討論に付しましたが、討論も行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第15号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第15号おおい町里山文化交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第15号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前9時58分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第16号 おおい町総合運動公園の設置及び管理に関する条例の一部改正について ○議長(中塚寛君) 日程第7、議案第16号おおい町総合運動公園の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。 ◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第16号おおい町総合運動公園の設置及び管理に関する条例の一部改正についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受けて、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、総合運動公園の施設を拡充し、新たにサッカー競技等に利用できる球技場を設置することに伴い、料金設定など所要の改正を行うもので、あわせて「多目的グランド」の名称を「多目的グラウンド」に改めるものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について、質疑と答弁の主なものについて申し上げます。 質疑、球技場の利用料金について類似施設などと比較したということだが、どういうところを参考にしたのか。答弁、町内には人工芝のグラウンドはないが、頭巾山青少年旅行村に芝のサッカー場があるので、そこを参考にした。照明についても当旅行村の施設使用料を参考にした。照明は野球場にもあるが、明るさと照明の数が違うので、参考としなかった。 質疑、町内者と町外者の区分があるが、どのように区分するのかの考え方は。答弁、使用される代表者の方が町内の方であれば町内者の料金適用として対応している。 質疑、この施設の収支計画について年間使用料金の積算は、これをもとにしたと考えてよいか。答弁、収支計画では単価設定の考え方の説明をさせていただいたが、実際の運用に入ると料金の減免措置の場合もあるので、収入が減少することも考えられる。 質疑、町外からのスポーツ団体などを呼んで栄光の利用も図ると考えられていたが、利用料金について町内、町外の目立った差別化はよくないと言えるが、栄光の利用等も考え、その辺は柔軟対応を考えているのか。答弁、町外者の料金については、そう高くない設定であると考えている。 質疑、グラウンドゴルフの利用料金はわかりにくいが、どう考えればよいのか。答弁、グラウンドゴルフの使用料は、料金表のとおり昼間1回、1時間当たり、町内者であれば300円、町外者は600円です。 質疑、球技場の照明灯利用について、半面につきとはどういう場合に使用することが考えられるのか。答弁、練習や少年サッカーの利用が考えられる。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、1名の委員より賛成討論がありました。その要旨は、施設の建設は反対であるが、施設の管理には本条例の改正が必要であることから賛成するというものでありました。 このほか討論はなく、討論を終結し、採決した結果、議案第16号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第16号おおい町総合運動公園の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第16号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時03分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第17号 おおい町総合町民福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について ○議長(中塚寛君) 日程第8、議案第17号おおい町総合町民福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第17号おおい町総合町民福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてにつきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は去る3月1日に当総務常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、総合町民福祉センターの喫茶室、厨房の使用に係る保証金8万1,000円を3万円に、また1カ月当たりの使用料2万7,000円を1万円に変更するものです。 この議案に対する質疑及び意見聴取を行いましたが、質疑及び意見はありませんでした。 質疑終了後、議案を討論に付しましたが、討論も行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第17号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第17号おおい町総合町民福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第17号は委員長の報告とおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告とおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時06分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議案第18号 こども家族館運営委員会設置条例の一部改正について ○議長(中塚寛君) 日程第9、議案第18号こども家族館運営委員会設置条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第18号こども家族館運営委員会設置条例の一部改正についてにつきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は去る3月1日に当総務常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、福井県が設置しているこども家族館について、平成25年4月1日から平成30年3月31日までの5年間、町が指定管理者として管理運営を行うことに伴い、現在、平成25年3月31日までの限時条例となっている運営委員会設置条例の失効時限を平成30年3月31日まで改正、延長するものです。 この議案に対する質疑及び意見聴取を行いましたが、質疑及び意見はありませんでした。 質疑終了後、議案を討論に付しましたが、討論も行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第18号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第18号こども家族館運営委員会設置条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第18号は委員長の報告とおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時09分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 議案第19号 おおい町障害者等医療費助成に関する条例の一部改正について ○議長(中塚寛君) 日程第10、議案第19号おおい町障害者等医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第19号おおい町障害者等医療費助成に関する条例の一部改正についてにつきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る3月1日に当総務常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、障害者自立支援法の改正により、題名が「障害者自立支援法」から「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に変更されることに伴い、条例中の当該字句の改正を行うものです。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、国から出ている資料では障害者の害の字を平仮名で表記しているものを見かけるが、今回の改正では漢字で表記するのかという質疑がありました。これに対しましては、障害者の表記については平成24年の第2期地域福祉計画を策定する際に、策定委員から意見が出され検討する中で、現在の障害者自立支援法をはじめとする根拠法令や福井県の条例、県の主管課である障害福祉課で全て障害者の害の字が漢字で使われており、町として漢字で統一していくことで決定された。なお、一般的に使われる場合は平仮名表記される場合が多いが、今現在、法令、条例の中では漢字が使われているという答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第19号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第19号おおい町障害者等医療費助成に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第19号は委員長の報告とおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時13分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 議案第20号 おおい町八ケ峰家族旅行村の設置及び管理に関する条例の一部改正について ○議長(中塚寛君) 日程第11、議案第20号おおい町八ケ峰家族旅行村の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。 ◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第20号おおい町八ケ峰家族旅行村の設置及び管理に関する条例の一部改正についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受けて、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては、第2次地域主権改革一括法による水道法の改正に基づき、旅行村専用水道の水道技術管理者について、その資格を条例で定め、また管理施設の見直しに伴い施設の明記及び所要の改正を行うものであります。 それでは、この議案に対する審査の概要について質疑と答弁の主なものについて申し上げます。 質疑、古民家が4棟あり、条例対象は2棟ということだが、それ以外の2棟は個人のものと解釈するが、利用料等の扱いはどうなっているのか。答弁、町の指定管理でお願いしている古民家と自主管理の古民家利用の全てを収入として上げ、その後、配分している。 質疑、古民家の件についてはしっかり区分する必要があり、水道管理についてもしっかり区分できているのか。答弁、今回整備した水道施設については自主管理の古民家は給水対象になっていない。 質疑、2棟の古民家は町の施設として運用しているが、保健所の許可を得ているのか。答弁、保健所の検査も受け、許可をとっている。 質疑、簡易宿泊であっても許可がなければ宿泊できないと思うが。答弁、条例では年間を通じて利用できることとなっているが、現状は夏場に限定して宿泊許可をとっていた。今後は、条例どおり年間宿泊できる許可をとるよう指示する。質疑、今日までの利用で調理して料理を出すなど、調理師免許などが必要と思うが、免許はあるのか。答弁、調理師免許を必要とするような利用形態でなく、宿泊ができるという利用形態の施設である。 質疑、旅行村を通る道は春先になる一般道としてかなりの交通量となるが、標識や看板なども余りなく、その対応はどうか。答弁、この道は県道であり、途中から林道となっている。施設の真ん中を通るが、PRとしての看板は必要であれば設置したい。 質疑、釣りのエリアとつかみ取りエリアがあるが、釣りのエリアではつかみ取りはさせないということか。答弁、このパンフレットに沿った形で利用していただきたい。 質疑、古民家について、町が管理する古民家とそうでない古民家をはっきり表示したほうがよいのではないか。答弁、明確にしていきたいと思っている。 質疑、自主管理の古民家についての今後の扱いは。答弁、利用状況から見ると町が管理している2棟で対応できると考えている。 質疑、八ケ峰家族村の利用者数などの状況はどうなっているか。答弁、24年度の12月までの体験料、入村料を含めた収入は816万円で、うち古民家については延べ469人が利用し、161万円の収入となっている。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑終了後、議案を討論に付しましたところ、討論は行われませんでした。討論を終結し、採決の結果、議案第20号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第20号おおい町八ケ峰家族旅行村の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第20号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時19分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 議案第21号 おおい町道路占用料徴収条例の一部改正について ○議長(中塚寛君) 日程第12、議案第21号おおい町道路占用料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長古石實君。 ◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第21号おおい町道路占用料徴収条例の一部改正についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当産業建設常任委員会に付託され、3月4日に所管課からの詳細説明を受けて、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 本案につきましては道路法施行令の改正により、道路の使用に際し、道路管理者の許可を受けなければならない施設として太陽光発電設備及び風力発電設備並びに津波からの一時的な避難施設が追加されたため、所要の改正を行うものです。 この議案に対する質疑及び意見聴取を行いましたが、質疑及び意見はありませんでした。 質疑終了後、議案を討論に付しましたが、討論も行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第21号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第21号おおい町道路占用料徴収条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第21号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時22分) ○議長(中塚寛君) ここで暫時休憩をいたします。            午前10時23分 休憩            午前10時40分 再開 ○議長(中塚寛君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 議案第22号 平成25年度おおい町一般会計予算 △日程第14 議案第23号 平成25年度おおい町後期高齢者医療事業特別会計予算 △日程第15 議案第24号 平成25年度おおい町国民健康保険事業特別会計予算 △日程第16 議案第25号 平成25年度おおい町国民健康保険診療事業特別会計予算 △日程第17 議案第26号 平成25年度おおい町介護保険事業特別会計予算 △日程第18 議案第27号 平成25年度おおい町介護サービス事業特別会計予算 △日程第19 議案第28号 平成25年度おおい町簡易水道事業特別会計予算 △日程第20 議案第29号 平成25年度おおい町農業集落排水事業特別会計予算 △日程第21 議案第30号 平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算 ○議長(中塚寛君) 日程第13、議案第22号平成25年度おおい町一般会計予算から日程第21、議案第30号平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算までの9議案を一括議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長松井榮治君。 ◆12番(松井榮治君) ただいま議題となりました平成25年度おおい町一般会計予算外8議案につきまして、予算決算常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この25年度当初予算9議案は、去る3月1日、本会議におきまして提案理由の説明がなされた後、当予算決算常任委員会に付託され、3月7日から18日の6日間にわたり各課より詳細説明を受け、質疑、討論、採決を行ったものであります。 予算の概要については、町長の施政方針において説明されていますので、省略させていただきます。 それでは、質疑、答弁の主なものについて御報告いたします。 質疑、防災行政無線システムについて、エリアメールにより災害情報を一斉配信されるが、どの程度の情報が配信されるのか、また受信機器はパソコンか。答弁、エリアメールは防災行政無線で放送する内容と同一のものを同時進行で配信、携帯電話のメールで受信をする。 質疑、防災業務無線屋外拡声子局の双方アンサーバック機能とはどのようなものか。答弁、機能のうち、想定している使い方はNTT等の電話回線等が断線した時に親局と子局間で電話のように通話を行ったり、映像を転送したりするものである。 質疑、コンビニ収納システムで支払いできる税金等の種類は。答弁、取り扱いの税は町税と固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税の4税と上下水道の料金で、24時間、365日、支払いができる。 質疑、コンビニ収納システムの投資は1,700万円で、以後かかる経費は幾らになるのか。答弁、コンビニ支払い1件につき60円の手数料がかかり、年間の保守料250万円がランニングコストとして必要となる。 質疑、コミュニティー施設整備支援事業について今年度実施した美川区の整備では、宝くじ助成金が充当されたが、今回の事業は町単独の経費となるのか。答弁、今後は宝くじ助成金が配当されない場合は、県補助金と町単独経費の上乗せにより地元に同等の補助をしていくことになる。 質疑、今後は県補助金と町補助金を基本として地元に補助していくことになるのか。答弁、今回の中区が一つの例となり、今後進めていくものと考えられる。 質疑、県支出金の安心と活力のまちづくり交付金が減額となっているが、この財源が核燃料サイクル交付金にかわったのか。答弁、平成24年度までは安心と活力のまちづくり交付金という県の交付金名称で、平成22年度から平成24年度までの3カ年において10億7,500万円の補助を受けた。この交付金については平成24年度で終了となったが、新たに核燃料サイクル交付金が創設された。これは高浜町のプルサーマル計画に基づき交付されるもので、その交付金の総額は3億8,800万円で、平成25年度から26年度にかけて防災行政無線の整備を行う。 質疑、総合運動公園の埋設配管等調査委託について、平成22年度から調査が始まり、全面改修を目的とした調査とのことだが、ふぐあい箇所については、その都度修繕する必要があるのではないか。答弁、配管が外れているような部分はその都度直しているが、地盤沈下の状況や埋設配管のふぐあい箇所など、どのような改修計画が必要か、総合的に調査し、平成25年度に実施設計を作成する。 質疑、世界少年野球大会について大会が行われることになった経緯は、また大会における町のPR方法は。答弁、福井県が主催である財団に声をかけられ、その後、西川知事が経済の低迷等を踏まえ、嶺南地域に誘致したいということから、嶺南市町に話があった。町としては、世界各地から来られたチームとの交流行事があるので、その中で町をPRし、発信したい。 質疑、本町では低炭素化のまちづくりが推進されているが、今後の計画はどうなっているのか。答弁、高浜町とおおい町で嶺南西部地域低炭素のまちづくり推進協議会を設置し、福井県とともに電気自動車の供給基地や公共施設のLED化を進めている。現在は、福井工業大学の学生が中心となって、家庭の電気需要調査を実施しており、その調査結果をもとに、今後大学教授のアドバイス等を得ながら、町に合った形を模索していきたい。 質疑、大規模償却資産税の見込みと固定資産税での割合は。答弁、見込み額は25億7,972万5,000円で、固定資産税の73.8%である。 質疑、予防接種において任意接種から定期接種となる子宮頸がんワクチン等、3つの予防接種は町単独の予算となっているが、自己負担はないのか。答弁、定期予防接種は自己負担がなく、新たな定期予防接種も無料である。なお、今まで任意接種として国の補助を受けて実施していたが、定期接種となることから国の補助は廃止となり、その財源措置として地方交付税に算入される。 質疑、医療機器において小さながんを発見できる機器を購入するとのことであるが、内容を詳しく。答弁、胃カメラでも光を当てることによって小さながんが見やすくなるという機器本体をなごみ診療所に購入するものである。これは内視鏡であれば使えることができ、胃カメラや大腸がんに利用もできる。 質疑、生活ハウス支援事業について、町単独のよい事業で有効だと思うが、入居条件は要支援者か。答弁、入居条件は町内に住所を有することや60歳以上のひとり暮らしの方など定めており、毎回、申請があった段階で判定委員会を開催し、生活支援ハウスで生活できるか否かを判定した上で、入所の決定を行っている。 質疑、名田庄地区保育所運営事業で平成25年度は送迎バスの委託料を計上するが、平成26年度からは行わないとの説明であったが、バスの廃止は保護者の理解を得てからとのことであったが、その見解は。答弁、バスの廃止については、保護者会との協議や保護者説明会を通じて一定の理解をいただき、再度、保護者会との協議を行い、2月にはバスの廃止について保護者等に通知をした。 質疑、小規模多機能型居宅介護施設を大島地区に整備することとなっているが、利用対象者はどうなるのか。答弁、町内の方が対象となるが、地元密着型のサービスであるので、基本的には大島地区の方が利用していただくことになる。なお、町内には同様の施設が4カ所ある。 質疑、保育カウンセラー配置事業が減額となっているが、拡充すべき事業なのでは。答弁、予算の減額については旅費等の減額であり、カウンセラーはきめ細かく対応することが重要と考えている。 質疑、若狭シルバー人材センター運営事業に129万4,000円の補助で、町内の会員は約50名と少ないように思うが、会員数がふえるような活動はしているのか。答弁、シルバー人材センターから送られてくる広報紙を配布しているが、できる限りのPR活動等を行いたい。 質疑、地籍整備事業について国や県は事業を推進しているが、県の補助金が減額したのはなぜか。答弁、座標変換業務が終了したことにより減額となっている。 質疑、FTTH事業の終了年度は。答弁、平成29年度まで事業にかかる工事がある。 質疑、水田農業活性化事業と農業活性化支援事業の内容は同様に思うが、その違いは。答弁、県の補助と町の補助との違いがある。補助する内容は機器整備であるが、県補助を受けるには規模拡大要件があり、補助率も違う。 質疑、地域農業振興対策事業はJA若狭の育苗ハウス等の支援となっているが、他市町も同じように支援しているのか。答弁、近隣町と歩調を合わせており、高浜町、若狭町でも2分の1補助事業である。高浜町は平成25年度に計画があり、若狭町も今後更新していく計画がある。なお、JA若狭との将来的な約束をするものではない。 質疑、金網柵工事は2年目を迎えるが、出入り口付近が弱く、侵入されたところもあると聞くが、その対応は。答弁、23年度に発注し、被害を受けたものについては修繕、補強済みで、被害を受けていない箇所についても補強工事を今年度発注した。また、その反省を踏まえ、24年度の発注工事から仕様内容を変更し、発注している。 質疑、国庫補助対象外である金網柵補完工事と金網柵修繕費の違いは。答弁、補完工事は立地条件によってどうしてもくいが打てない岩盤地にネット柵を設置するものであり、修繕費については倒木等により大規模な柵の損傷があった場合に修繕をする費用である。 質疑、農産加工センター管理運営事業では、販売収入が右肩上がりの計画で、28年度には黒字転換となるが、その指導方法や考え方は。答弁、収支計画については名田庄商会と協議し、現状から考えた計画であり、販売戦略をしっかり立ててもらい、計画どおり販売できるようアドバイスをしていきたい。 質疑、情報交差点の運営状況はどうか。答弁、情報交差点は新たにできる道の駅とバッティングする点もあるので、売店の売り上げ、食堂の売り上げを70%とし、予算計上している。バッティングしないものについては売り上げの向上を図る。 質疑、長井浜海水浴場の管理委託料1,000万円程度かかっているが、駐車料金の収入等、今後の見通しはどうか。答弁、高速無料化時は大変なにぎわいとなり、昨年と一昨年の数値は落ちたが、京阪神からの利用者は多く、今後もっとPRすれば賑わい創出施設やうみんぴあ大飯の集客施設との相乗効果を発揮すると考えている。 質疑、農産加工センターが赤字なのは農家からの仕入れや加工経費が合わないから赤字となったのか、卸売価格の圧縮が要因か。答弁、当初計画で販売価格が高く設定してあったが、実際は同等商品との価格競争によって卸売価格を下げざるを得なかったことが主たる原因であると認識している。 質疑、緊急雇用創出事業で農産加工センターに1名雇用されるが、今までと同じ雇用形態ではなく、雇用内容を考え、向上させる必要があると思うが、また流星館の1名の雇用を名田庄商会の営業専門雇用とし、販売に力を入れるべきではないか。答弁、農産加工センターの雇用者は、今まで製造が主であったが、今後は特産品の開発等にも携わるよう雇用したい。また、流星館についてはホテルであり、出勤時間にばらつきがあり、シフトを組む上で社員5名と緊急雇用の1名の人員が必要である。 質疑、名田庄漬けの販売力向上の計画は。答弁、類似する商品の単価競争に負けており、小袋では現在110円のところ90円から95円に圧縮しないと販売が困難であるため、コストダウンする方法を検討する。また、付加価値を高めることで関東での販売も可能との話もあることから、今後方法を検討する。 質疑、24年度に計上していたバス誘客事業は、今回も計上しているのか。答弁、観光振興対策事業の中で、誘客奨励金助成事業補助金として96万円計上している。 質疑、西の鯖街道協議会のメンバーと事業内容は。答弁、おおい町、高浜町、南丹市、京都府北区の4つの自治体が西の鯖街道沿線市町ということで、合同の観光PR事業や特産品の物販を行っている。 質疑、本郷エリアの浸水被害改善の調査期間と調査内容は。答弁、調査期間は1年間で調査はエリア内の河川だけではなく、道路の排水路等の水の流れ方や水の集まる場所等も調査する。その結果に応じて不備な箇所を直していく。 質疑、おおいの住まい支援事業の制度はよいのだが、県産材を使用する割合が高く、リフォームでは県産材を使うのは困難であるので、制度を緩和すべきではないか。答弁、国、県事業の補助金に町の補助金を加え補助しているので、審査基準は国の基準であり、町で変えることは難しい。 質疑、挙原揚水後処理について、5年後を目途に工事等整備に関する協定を地元の方と結んでいるが、計画の工程表も含めて方向性を明確にすべきではないのか。答弁、工事に関する予算は、今回の予算には計上されていないが、政策ヒアリングによる道路整備計画では平成25年度は用地買収、平成26年、27年度に工事を完了する予定である。 質疑、小中学生を対象に防災頭巾が配布されるがサイズはあるのか、また単価は。答弁、サイズは全て同じで、大人も子供も一緒である。単価は3,990円で、予算では単価を下げて計上している。 質疑、中学校で柔道または剣道を指導することとなったが、道具などの整備は必要なのか。また、指導方法や事故が発生した場合の補償はどうなるのか。答弁、道具は従来あったものを使用している。指導については専門の教師を設置するものではなく、現任者が指導方法を学び、指導する。事故が発生した場合には学校が加入している保険で対応することになる。 質疑、大飯図書館のハイビジョンシアターの機器が更新されるが、今後の使用方法は。答弁、図書館で毎月実施している講座や教室、史料館での学習講座に活用する。 質疑、福井国体開催までまだ時間があるが、準備予算を計上するのか。答弁、市や美浜町においては国体の準備室が既に設置されている。おおい町は27年度に準備室を設けたいと考えているが、それまでに県との打ち合わせや宿泊施設の調査などに48万9,000円を計上する。 質疑、合併処理浄化槽設置整備事業の予算措置は今後も続けていくのか。また、住民との協議は。答弁、集落から離れた家への下水道接続は多大の経費を要するため、合併浄化槽に対する維持管理に対する補助を行ってきたが、下水道整備の要望もあることから、費用対効果を考慮し、25年度中に聞き取り調査並びに要綱作成を行い、26年度に実施する計画である。 質疑、水資源の今後の方針について。答弁、水源がどれだけあるのか調査をしてきたが、水問題については今後ますます不足する傾向にあると予想を立てているので、引き続き水源調査を行いたいと考えている。 質疑、PM2.5について問題となっているが、その対策は。答弁、国の専門家会合の開催を受けて福井県では注意喚起マニュアルを作成しており、県の指導により町も対応している。県が定める基準値を超えた場合に注意喚起を行うこととしているので、その場合には町内に注意を呼びかける。 質疑、そば処よってっ亭委託料110万4,000円支出は、条例との整合性がとれていないのでは。答弁、この施設は旧名田庄村時代に国庫補助により建設され、平成18年1月に現在のシステムに変更されており、当時名田庄村として補助金導入の経緯等々を踏まえて変わったものと推測している。したがって、個々を言えば少し条例の内容と合わない部分もあるが、大きく設置目的に反するとは思っていない。合わない部分を改正するには、当時の補助事業の導入経緯等の整合性を図る必要があり、少し時間をかけて補助制度の関係と現状等の整合性を図りたい。 質疑、財源措置で国庫補助対象事業に核燃料税交付金などを充当しているところもあり、国庫補助を使用すれば他の事業に交付金を利用できると考えるが。答弁、予算については第1に補助事業かどうかを検討すること、第2に原子力関係の補助が使えるのかどうかを確認し、それらを組み合わせながら予算配分をしている。今後も事業ごとに始終検討しながら判断していく。 質疑、不燃物埋立処分場の将来構想は。答弁、約16年の残容量がある計算であるが、許容認可はあと10年5カ月であるので、準備段階に入る必要があると考えている。 質疑、宅地造成事業が南浦、三重で計画されているが、販売主体は。答弁、町で造成工事を行った後、町として販売できないため、土地開発公社を活用して分譲事業を行う。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。こうして議案第22号から議案第30号までの9議案に対する質疑を終了いたしました。 ここで古石實委員より議案第22号平成25年度おおい町一般会計予算に対する組み替え動議案が提出されました。 その内容は、第1に頭巾山青少年旅行村管理運営業務委託料4,792万3,000円のうち、そば処よってっ亭の委託料110万4,000円を減額するもので、その趣旨は条例第141号おおい町地域食材提供施設の設備及び管理に関する条例の第2条に規定する設備、そば処よってっ亭は、地域食材提供施設として設置され、指定管理者である株式会社名田庄商会においては、施設利用者の承認と利用料金を収入として徴収することが主たる受託業務であることから、今日的な運営の実態において是正措置が求められているにもかかわらず現状を維持し、赤字補填を委託料で補おうとするものであり、条例の見直し等の措置がない状況では、委託料支出の対象にすることは容認てきないからである。 次に、特産品開発及び生産者育成支援事業補助金2,660万3,000円のうち、1,590万3,000円を減額するもので、その趣旨は株式会社名田庄商会においては、平成24年度の赤字を見込み、平成25年度計画として1,590万3,000円の損益赤字の見通しを示し、平成24年度補助にこの赤字金額を加算した2,660万3,000円の補助金が必要との資料が提示されたが、積算内容を検討すると妥当性に極めて疑問があり、経費削減策等の努力が見えないというものでありました。 続いて、質疑を行い、質疑終了後、討論を行いました。 まず、組み替え動議案に対する賛成討論が古石委員より行われました。その要旨は、そば処よってっ亭の委託料110万4,000円は設管条例上、委託料で支出するのは不当である。また、販売に対する補助金は改善の積算資料を見た結果、まだ改善の余地があると判断し、まずは24年度並みの補助金とし、再度改善計画が出された中で、本当に必要である補助金額がわかってから判断しても遅くないため、組み替え動議案を提出し賛成するというものでありました。 続いて、同動議に対し、今川委員から反対討論が行われ、その要旨は1点目は条例の解釈の問題であり、理事者側も理解されている。2点目は、今後修繕計画の見直しも必要であるが、まずは新たに投資をして抜本的に改善していく必要があると判断するため反対するというものでありました。 続いて、同動議に対して猿橋巧委員から賛成討論が行われ、その要旨は提案者は町議会が認めた監査委員であり、その立場にありながら今回組み替え動議を出されたことは重い意味を持っていると思われる。内容についてはそれぞれ思うことはあるが、専門的分野から指摘のあった事項については、町行政は何らかのアクションを要するという観点から賛成するというものであります。 続いて、同動議に対して猿橋啓一委員から反対討論が行われ、その要旨は1点目については指定管理者に委託料を支払うことは適当であると判断し、2点については5カ年の経営改善が示され、しっかりやってもらわなければいけないが、新たな道の駅もでき、ビジネスチャンスも広がるので、予算は通すべきであり、反対するというものでありました。 以上をもって討論を終結し、議案第22号平成25年度おおい町一般会計予算に対する組み替え動議案について採決した結果、賛成6、反対6の可否同数となったため、おおい町議会委員会条例第15条第1項の規定により、委員長において組み替え動議案は否決すべきものと決定いたしました。 続いて、古石委員より少数意見の留保の発言があり、この発言に対し賛成者がありましたので、少数意見の留保が成立いたしました。 続いて、議案第22号平成25年度おおい町一般会計予算外8議案について一括して討論を行った結果、まず議案第22号に対する反対討論が猿橋巧委員から行われました。 その要旨は、歳入において原発関連収入の依存率57%の現状は正さなければならない。また、その財源の充当事業は従来の箱物対策からソフト事業や農水事業へ広がり、本町の事業が財源依存に追い込まれることを意味していること。県立こども家族館の指定管理を5年間延長し、今年度は県費300万円の投入はあったが、それ以外の人件費等の経費は県費の投入がないこと。 歳出においては、非正規職員の割合が52%余りであること。福島原発事故後で原発に対する見方やその推進のあり方に批判が高まる中、原子力PR等推進事業に予算を伴うこと。コミュニティーバス事業廃止による予算減額はなく、住民サービスは低下し、町バス関連事業費がふえること。集落ぐるみ町民指標活動交付金は受け皿である集落と利益を受ける町民に不利益さも出ていること。地方税滞納整理機構の負担金が出されているが、この機構は法的根拠がないこと。みどりの整備事業は原発財源による箱物施設であること。うみんぴあ大飯のPFI事業は町の財政負担をもたらす事業であること。小・中学生に対する全国学力テストは学校間の格差を招き、子供達の負担となることから反対するとのものでありました。 続いて、同議案に対して森内正美委員より賛成討論がありました。 その要旨は、歳入では原子力発電所停止に伴い、収入面への影響を心配していた電源立地対策交付金はみなし規定が適用され、平成25年度において財源確保がされていること。 歳出では、みどりの広場整備事業は町民多数から要望が出されており、町民が利用できる施設として有効利用できると予測されること。鳥獣被害防止緊急対策事業は、金網柵設置を行い、町民の要望に応える対策を行うこと。全面的には電源立地対策交付金など、原発関連の歳入は全体の57.4%を占めるが、その使途は施設の建設のみならず、あらゆる事業に有効に活用されている。また、町単独で取り組む事業や社会福祉費は他の自治体に見られない手厚い予算計上であり、大いに評価するとのものでした。 続いて、同議案に対して古石委員より反対討論がありました。 その要旨は、先程組み替え動議案による改善を求めたが、否決され、再度原案についての討論であることから、反対するというものでありました。 以上をもって討論を終結し、議案第22号平成25年度おおい町一般会計予算に対する採決を行った結果、賛成8、反対4の起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号平成25年度おおい町後期高齢者医療事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号平成25年度おおい町国民健康保険事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号平成25年度おおい町国民健康保険診療事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号平成25年度おおい町介護保険事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第27号平成25年度おおい町介護サービス事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第28号平成25年度おおい町簡易水道事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第29号平成25年度おおい町農業集落排水事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算については異議もなく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、審査経過における総括を述べさせていただきます。 今回の審査で特筆すべき点は、議案第22号に関連して組み替え動議案が提出されたことであります。組み替え動議案が提出された事実だけをもって二元代表制のバランスや理事者との関係のみが取り沙汰されるのではなく、その内容をもって議論の本質を高め、町民にとってよりよい改革事務事業とすることが重要であり、議会、理事者の別を問わず、住民の理解を促進することが必要であると考えます。 理事者におかれましては、より一層議会と住民との情報共有と説明責任の遂行に尽力されるよう求め、委員長報告といたします。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第22号について、古石實君から会議規則第74条第2項の規定によって少数意見報告書が提出されております。少数意見の報告を求めます。 古石實君。 ◆8番(古石實君) それでは、少数意見留保についての報告を行います。 意見の要旨、平成25年度一般会計予算案に含まれる株式会社名田庄商会関連予算について、以下に記載する理由により支出不適当と思われる予算が含まれているので組み替える。 すなわち、款商工費、項商工費、目観光費、節委託料のうち、頭巾山青少年旅行村管理運営業務委託料4,792万3,000円に含まれるそば処よってっ亭の委託料110万4,000円の支出は、条例の規定からは不適当であるため減額すべきである。なぜならば、条例第141号おおい町地域食材提供施設の設備及び管理に関する条例の第2条に規定する設備、そば処よってっ亭は地域食材提供施設として設置され、指定管理者である株式会社名田庄商会においては、施設利用者の承認と利用料金を収入として徴収することが主たる受託業務であることから、今日的な運営の実態において是正措置が求められているにもかかわらず、現状を維持し、赤字補填を委託料で補おうとするものであり、条例の見直しなどの措置がない状況では委託料支出の対象にすることは容認できないからである。 次に、款商工費、項商工費、目観光費、節負担金補助及び交付金のうち、特産品開発及び生産者育成支援事業補助金2,660万3,000円を1,070万円に改め、負担金補助及び交付金7,318万7,000円を5,728万4,000円に改めるべきである。 すなわち、株式会社名田庄商会においては、平成24年度おおい町予算より執行の施設管理委託料や補助金を加味した全体収支見込みにおいて、平成24年度については1,474万円の損益、すなわち赤字を見込み、平成25年度計画として1,590万3,000円の損益、すなわち赤字を見通しを示しつつ、経営改善を行うので自主事業である特産品販売事業に対し、平成24年度補助金1,070万円に損益見込み額1,590万3,000円を加算した2,660万3,000円の補助金が必要との資料が提示されたが、補助金2,660万3,000円の積算内訳を検討すると妥当性に極めて疑問があり、経費削減策等の努力が見えない。 以上、報告するものであります。 ○議長(中塚寛君) これより討論に入ります。 討論ございませんか。 森内正美君。 ◆7番(森内正美君) 私は議案第22号平成25年度おおい町一般会計予算について賛成討論を行います。 先程予算決算常任委員長から報告のあったとおりでございますが、更に詳しく述べさせていただきます。 まず、歳入では大飯発電所3、4号機が今年の秋頃に定期検査に入り、その後、原子力規制委員会の新安全基準を通過し、再起動することが不透明な状況であることから電力事業者の増収は見込めないものの、原子力発電所停止に伴い、収入面への影響を心配していた電源立地対策交付金はみなし規定が適用され、平成24年度と同額程度の予算が確保でき、平成25年度においても安定した財源確保がされております。 次に、歳出の主要事業ですが、まずみどりの広場整備事業では4億7,212万4,000円が計上され、事業費の多くは電源交付金を活用し、おおい町総合計画の一つである地域の交流や人口活性の環を回転させる施設として、今年の秋頃のオープンを目指し、計画されています。この広場は、町民多数から要望が出されており、開設後は若年層から高齢層まで多くの町民が利用できる施設として、またスポーツを通じて人と地域の交流が図れる施設として大きく寄与するものと考えます。 次に、鳥獣被害防止緊急対策事業に4億265万2,000円が計上され、事業費の約半分は国庫補助金で、また電源交付金も充当されております。農作物被害の防止や集落環境を守るため、5カ年計画で金網柵の設置が進められておりますが、全て完了することで効果が高まるものと思います。他の鳥獣害対策事業等をあわせて被害対策を行うことで更に効果を高め、町民の要望に応えていく必要があります。 次に、防災行政無線事業に3億129万4,000円が計上され、事業費の多くに電源地域の安心と活力のまちづくり交付金が充当されております。整備されていなかった名田庄地域に防災行政無線を整備し、町内全域をデジタルの防災行政無線とすることは住民の安全確保はもちろん、災害に強いまちづくりの一つとして取り組む必要があると考えます。 その他、民生費や衛生費、土木費や教育費等においても第1次総合計画に基づき、事業が反映され、定住人口活性のための宅地造成事業では大島南浦地区、名田庄三重地区で計画的に進められております。 また、地域防災計画も現時点で70%まで作成されたとのことであり、情報通信網のFTTH化や小・中学校校舎の耐震補強等、町の将来を見据えた判断がされております。 その中において、第三セクターである株式会社名田庄商会に緊急支援対策として5カ年の計画が示され、平成25年度予算から支援補助金が計上されております。同社の地元農林水産物のPRやそれらを生かした加工品の販売、観光客の誘致、雇用の場の確保など、その役割の大きさは重々認識していますが、この5カ年で自助努力による経営の立て直しを早急に進めるよう議会として更に監視を強めていきます。 最後に電源立地対策交付金など原発関連の歳入は60億8,000万円で、全体の57.4%を占めますが、その使途については施設の建設のみならず、第1次産業から教育関連に至る全ての事業に有効に活用されており、また町単独で取り組む事業や社会福祉費は他の自治体に見られない手厚い予算計上であり、大いに評価をいたします。 以上の観点から、私は議案第22号平成25年度一般会計予算に賛成いたします。議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(中塚寛君) 次に、猿橋巧君。 ◆14番(猿橋巧君) 私は議案第22号平成25年度一般会計に反対の立場で討論を行います。 歳入の主な項目について申し上げます。 本町財源構成は、原子力発電にかかわる財源等に大きく依存しています。そのことは長期停止や事故、故障、あるいは大規模償却資産税の減少等から、その財源の不安定化と先細り化は必至であります。 ポスト原発の財源を求めることは、本町の最重要課題でありますが、いまだに投資事業主導型予算中心で、有効な対策に成功していません。 全体歳入の57%にも上る原発関連収入に依存している現状は、正さなければなりません。また、その財源の充当事業は従来の箱物事業対策から人件費や福祉事業等のソフト事業、あるいは農林水産事業への財源等への広がりを見せ、ますます本町の事業が原発財源依存に追い込まれる状況であることを示しているのです。 次に、こども家族館の指定管理は今年度より5カ年延長になりました。しかし、その管理運営費のための諸収入は1,050万円余り、今年度300万円の県費投入はありますが、本来運営に関する人件費や管理委託料は0円です。また、その支出は9,400万円です。このような不正常な指定管理を将来にわたり続けることは許されないと思います。 歳出の主なものについて申し上げます。 第1に、町職員における非正規職員比率は52.4%です。その賃金も1億2,000万円、共済費支出は1,554万円に上ります。行政改革の名のもと、正規職員の数や給与を絞り込み、その補いを非正規職員にさせるような現在のあり方は改める必要があります。特に、町民福祉の分野における人員配置のあり方は、特に早急に改めるべきであります。 第2に、福島原発事故で国民と町民の間で、原発に対する見方やその推進のあり方に批判が高まっております。毎年、原子力PR予算や日本原子力産業協会会費13万円等など、推進のための事業に予算を計上することは許されません。 第3に、試行であったコミュニティーバスは、本町の交通弱者対策でありました。それを今年度予算では廃止をいたしました。弱者対策の廃止は、今後の高齢化を考える時、早まったと私は考えます。予算的には町バス関連費用は、地方バス路線維持補助金をはじめ、小・中学生のスクールバス、福祉バス補助金等額は8,540万円になります。昨年の予算はコミュニティーバスを含めても7,120万円でした。廃止に伴う減額効果もなし、住民サービスの低下がある中で1,500万円近くの増嵩予算では、何のための廃止であったのか、その行政のあり方が問われるものであります。 第4に、集落ぐるみ町民指標活動事業に4,000万円が計上されております。一般財源化されて2年目ですが、早くも財源の増額要求が出されていると聞きます。町予算、公金を住民の裁量で使用する事業のあり方は、税金の公平な使途ではありません。また、その受け皿である集落単位と利益を受ける町民に格差と利益を受けられない町民を生んでいることを知っているのでしょうか。行政の二重化を招き、予算、税金の公平な使途という観点から申しますと問題が大きくあるのではないでしょうか。 第5に、県地方税滞納機構負担金に24万6,000円充当しています。この事業は5年目ですが、その機構のあり方は何の法的根拠がありません。また、ノウハウを学ぼうとするには、もう十分ではありませんか。 第6に、みどりの広場整備工事に4億1,927万円計上されております。1期工事の5億3,133万円、その他備品等購入費等を含めますと10億円以上の事業ですが、スポーツ施設の原発箱物施設であります。企業誘致の土地を潰してまで建設する必要性が問われます。町民は原発3法交付金等による箱物建設が本町の将来の行財政にかかわり、不安を持っておりますが、その疑問に答えられないのであります。 第7に、うみんぴあ事業の中でもPFI事業のホテルの購入費や海水取水事業や整備事業に3億1,984万円充当されています。いわゆる箱物行政そのもので、PFI事業において財源支援期間終了後の施設等の運営維持を考えますと到底賛成できません。 第8に、小学生6年生と中学3年生に対する全国学力テスト、139万6,000円が計上されておりますが、その実施には賛成できません。 文部科学省は、4年ぶりに全ての公立校を対象とする全教調査方式を行うものであります。福井県は約3割の抽出方式の時でも、全県でこのテストを実施していました。学力テストでは学力の一部しかはかれません。ところが、数値目標が強調され、テストの結果をもとにして子供や教員、学校を評価するという体制が教育現場でつくられつつあります。教育を追い込んでいる一因になっていると思います。今回の全教調査は、競争で更に子供を選別する教育を進めるもので賛成できません。 以上、歳入歳出の主なものに対して到底賛成できない事業等があります。よって、議案第22号平成25年度一般会計予算に反対を主張いたしまして、私の反対討論といたします。 ○議長(中塚寛君) ほかに討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) これで討論を終わります。 これより議案第22号平成25年度おおい町一般会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第22号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立
    ○議長(中塚寛君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 10-3 午前11時35分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第23号平成25年度おおい町後期高齢者医療事業特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第23号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時36分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第24号平成25年度おおい町国民健康保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第24号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時36分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第25号平成25年度おおい町国民健康保険診療事業特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第25号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時37分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第26号平成25年度おおい町介護保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第26号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時37分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第27号平成25年度おおい町介護サービス事業特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第27号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時38分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第28号平成25年度おおい町簡易水道事業特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第28号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時38分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第29号平成25年度おおい町農業集落排水事業特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第29号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時39分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第30号平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第30号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります、よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時39分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第22 議案第31号 平成24年度おおい町一般会計補正予算(第8号) ○議長(中塚寛君) 日程第22、議案第31号平成24年度おおい町一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長松井榮治君。 ◆12番(松井榮治君) ただいま議題となりました議案第31号平成24年度おおい町一般会計補正予算(第8号)につきまして、予算決算常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、3月19日に本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当予算決算常任委員会に付託され、同日、各所管課からの詳細説明と質疑応答を経て、討論、採決を行ったものであります。 補正予算の概要につきましては、町長から提案理由の説明がなされていますので、省略いたします。 それでは、審査経過においてなされました質疑並びに答弁の主なものについて御報告いたします。 質疑、原子力災害対策工事で行う放射性物質を遮断するフィルターの設置だが、この設備はどこの製品か、また自家発電設備もあるが、このフィルターつき空調設備を動かすためのものか。答弁、国内でも1社製作しているがイスラエル製の製品がすぐれていると聞いている。自家用発電機はフィルターつき空調設備の電源を供給するとともに、その室内の電源の使用も想定している。 質疑、現在設置してある空調システムを取りかえ、新たにフィルターつき空調整備を設置するのか。答弁、現在の空調システムはそのまま利用するが、外気の取り入れはフィルターつき空調設備を通過してから取り入れることとなる。 質疑、原子力災害対策工事は、PAZ(5キロ圏内)における住民の方などの防護対策であるが、避難に値する放射線量の数値は幾らか。答弁、敷地境界の放射線量が5マイクロシーベルトパーアワーで、10分以上継続した場合である。 質疑、林業・木材産業構造改革事業で長井シイタケ組合のハウスに補助するが、選定理由は。答弁、シイタケ組合は12組合あるが、長井シイタケ組合は現在2,000個栽培しているが、施設も古く、栽培規模を2万7,000個に拡大したい。また、新たな後継者も確保でき、国の補助要件にも適合することから補助するものである。 質疑、水産物供給基盤機能保全事業の脇今安桟橋と脇西防波堤、それぞれ単体の事業費幾らか。答弁、脇今安桟橋は3,100万円、脇西防波堤は950万円である。 以上のほか、質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが、討論は行われませんでしたので、討論を終結して、採決を行った結果、議案第31号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより議案第31号平成24年度おおい町一般会計補正予算(第8号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第31号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時45分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第23 陳情第1号 子ども・子育て支援新制度の見直しを求める意見書提出を求める陳情 ○議長(中塚寛君) 日程第23、陳情第1号子ども・子育て支援新制度の見直しを求める意見書提出を求める陳情を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました陳情第1号子ども・子育て支援新制度の見直しを求める意見書提出を求める陳情につきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情は去る3月1日に当総務常任委員会に付託され、3月4日に各委員からの意見を聞き、同日、採決をいたしたのであります。 陳情第1号子ども・子育て支援新制度の見直しを求める意見書提出を求める陳情につきましては、福井県保育団体連絡会代表大西通代から提出されたもので、2015年4月から子ども・子育て支援法など、子ども・子育て関連3法の施行が予定されているが、新制度は現行保育制度と比較すると児童福祉法24条に基づく市町村の保育実施責任を大幅に後退させ、子供が受ける保育に格差を持ち込むものであるため、子供の権利を最優先に地方自治体の実情を踏まえた上で、国と地方自治体の責任のもとに保育制度の拡充を図るよう求めるため、政府関係機関などに対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、次世代育成地域支援行動計画等を進める中で、地域の実情に合った保育を含めた次世代育成を行っており、町内では待機児童などの問題はないことから、意見書の提出は見送るべきではとの意見が多くありました。そこで、本陳情について不採択とすべきか採決いたしましたところ、賛成多数をもって不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これより陳情第1号子ども・子育て支援新制度の見直しを求める意見書提出を求める陳情の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は不採択でありますので、会議規則第79条第1項の規定により原案についてお諮りいたします。 陳情第1号は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立少数であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。            (不採択 1-12 午前11時49分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第24 特別委員会中間報告について ○議長(中塚寛君) 日程第24、特別委員会中間報告についてを議題といたします。 各特別委員会から審査及び調査中の事件について、会議規則第46条第2項の規定により中間報告をしたいとの申し出がございます。 お諮りいたします。 本件は申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 異議なしと認めます。よって、特別委員会中間報告を受けることに決定いたしました。 まず、原子力発電対策特別委員長松井榮治君。 ◆12番(松井榮治君) 特別委員会中間報告につきまして、原子力発電対策特別委員会における原子力発電の諸問題に関する調査の経過及び結果を御報告申し上げます。 さて、平成23年3月11日に起きた東日本大震災により発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故は、万全の態勢をもって安全に運転されていると信じ、最前線で苦慮している我々、地方自治体にとって衝撃的な出来事でありました。この事故を受け、非常用電源確保や可搬型ポンプによる緊急冷却対策など、必要な安全対策が順次とられたものの、全国の原子力発電所が停止しました。この状況の中、平成23年度には小浜市原子力発電所安全対策特別委員との意見交換や東北電力株式会社の女川原子力発電所を視察に加え、当時の原子力安全・保安院から原子力政策の現状や大飯発電所安全性向上対策実行計画について説明や現地調査を行うなどの活動を行いました。 また、平成24年度には大飯発電所3、4号機の再起動に注目が集まり、報道陣等、多くの傍聴があり、その対応に苦慮いたしました。 また、委員会としてだけではなく、議会全体としても当然重要な問題であることから、原子力規制委員会や電力事業者からの説明や要請などの際には、全員協議会等で対応することが多くなりました。 その中、当委員会として、国への一元管理責任の遂行など、原子力発電所の諸課題を議論方針の素案を作成し、それをもとに原発問題に関する統一見解が議会の総意として全会一致で作成され、更に福島事故後の大飯発電所に関する決議として内容が盛り込まれ、大飯原子力発電所3、4号機再起動の同意判断見解に至る議論の基軸となったことは御承知のとおりであります。 その後、町長判断や所定の手続を経て、7月に大飯原子力発電所3、4号機がそれぞれ再起動いたしました。再起動後は、電力事業者に対して、さらなる安全確保策と中・長期対策の可能な限り早期実現などの要請を行いました。 また、全議員で福島第一、第二原子力発電所を視察し、現状や対応状況について確認を行う機会を得ました。 現在、原子力規制委員会による破砕帯の調査や新安全基準についての協議が進められておりますが、委員会においても原子力事故を想定した周辺住民の被曝リスク予測についてや原発新安全基準骨子案について規制庁から説明を受け、事業者からは大飯発電所敷地内破砕帯の追加調査について説明を受けており、今後は大飯発電所の追加調査の現地確認を行いたいと考えております。 最後に、大飯発電所3、4号機が、今年の秋に定期検査に入ります。その後、原子力規制委員会の新安全基準を通過し、再起動することは不透明な状況であります。 また、発電施設の高経年化や放射性廃棄物の処分問題、地域防災計画の策定などの課題もある中で、国は一元的責任を持って原子力開発利用の円滑な推進を図るために、国民や地域住民の意識や関心を十分に考慮しつつ、原子力政策への国民的合意形成を進めなければなりません。 本委員会といたしましても国の動向等に注視し、他の立地市町と意見、情報交換を行い、住民の安全確保を最優先として、地域振興と福祉向上を基本に、今まで以上に原子力発電にかかわる諸問題の調査を活性化させることが重要と認識をしております。 以上、報告を終わります。 ○議長(中塚寛君) 次に、企業誘致等特別委員長中本茂君。 ◆13番(中本茂君) 企業誘致等特別委員会委員長報告をいたします。 ただいま議題となりました企業誘致等特別委員会中間報告といたしまして、企業誘致等特別委員会における企業誘致の諸問題における調査結果及び経過について報告をいたします。 東日本大震災における福島第一原発の事故を受けて、国のエネルギー政策が大きく見直され、原発の先行きが不透明な中、立地自治体も原発に頼らないまちづくりに取り組むことが重要な課題となっております。 また、町の人口減少傾向や若者の町外流出に歯どめがかからず、雇用確保のための産業の振興が喫緊の課題となっております。企業誘致の意義は、こうした課題に対処するための手段として、何よりも優先して取り組まなければならないのが政策課題となっております。 国内の企業誘致を取り巻く状況は大変厳しく、長引くデフレから企業経済状況は悪化の道をたどり、新規投資の停滞やコスト削減を求めて海外への事業展開が図られるなど、企業誘致はますます困難な状況下になっております。 こうした中、自治体の地域間競争は激化しており、政策の中でも最も困難な課題の一つであります企業誘致の取り組みにつきましては、議会といたしましても行政と一体となって企業誘致の促進を図るべきであると決議され、企業誘致等特別委員会を設置し、今までにさまざまな取り組みをしてきたところであります。 企業誘致等特別委員会の取り組みといたしましては、平成23年9月16日には電源地域振興センターから講師を呼び、企業誘致を取り巻く国内の現状や企業の動向等の情報提供やアドバイスを受けながら、現状分析をしてきました。 平成24年1月には県庁企業誘致課を訪問し、県の企業誘致の取り組みや企業立地の動向等について情報交換や意見交換を行いました。 24年9月には地元企業の協力を得る必要があることから、関西電力の地域共生本部エネルギー研究開発拠点化プロジェクトチームを訪れ、関連企業の誘致や企業立地の動向などの情報交換と意見交換を行ってまいりました。 また、25年1月には企業誘致の先進的な取り組みを行っている自治体として京都府京丹後市と岡山県美作市を訪問し、意見交換を行ってまいりました。 どちらの自治体もおおい町と同様に山間地であり、このハンディを克服し立地に大きな成果を上げていました。両自治体とも、産業団地造成はもちろんのこと、他の自治体にはないすぐれた優遇制度を取り入れ、行政の支援策として立地後も環境整備等を図っており、さまざまな取り組みを行っております。 両自治体の訪問で感じたことは、首長の企業誘致に対する姿勢がすばらしく、強いリーダーシップのもと、職員全員に営業マン活動をさせており、対策課を設け、受け入れ態勢や支援策を充実させるなど、行政としてあらゆることに取り組んでおりました。 我が町の現状を考えるとエネルギー政策の転換や人口減少、若者の流出など、置かれている現状は大変厳しいものがあります。我々が今取り組むべき課題は企業誘致や地元産業の振興を図り、町を活性化して、この町で生まれた若者がここで生き生きと生活していけることであります。 最も困難な課題である企業誘致に取り組むべき我々の課題は多大にあります。委員会としては、今後とも行政と連携をしながら企業誘致の推進に向けて全力で取り組むべきであると考えております。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(中塚寛君) 次に、広報特別委員長松宮史知君。 ◆2番(松宮史知君) 広報特別委員会中間報告につきまして、広報特別委員会における議会広報の充実強化に関する調査の経緯及び結果を御報告申し上げます。 本委員会は、議会基本条例の精神にのっとり、23年4月に町民が議会に対して関心を持ってもらうため、議会広報の充実に関する調査研究を行うために特別委員会として設置されました。 本町議会におきましては、これまでの町議会の審議の様子や結果を広報するために議会だよりの発行、一般質問の内容を知らせるチラシの町内各所配布、本会議テレビ放送及び議会議事録のホームページ上の公開などを行ってきました。 議会だよりの発行に関しては、各委員が担当する原稿を分担し、議会情報を多くわかりやすく町民に伝えるべく努力してまいりました。しかしながら、各議案の賛否といった詳細な情報を紙面の制約上、議会だよりで伝えるには至りませんでした。 一般質問のチラシ配布は、定例会ごとに行いましたが、定常的な本会議傍聴者数の増加には至りませんでした。今後、これらの効果を確認しながらの活動が必要と考えます。 また、町民の立場における議会情報入手の利便性の追求及び積極的議員活動展開に資するため、IT技術の導入が可能かという調査を24年9月議会における全員協議会で承認され、実施しました。本調査においては、議会だよりの編集の内製化、本会議及び委員会のインターネットストリーミング放送及び議会内文書の電子化が提案されました。これらは今後専門的グループを編成し、実施可能性調査を行う必要があります。 以上のように本委員会では議会活動を活性化のため、また町民の議会への関心を喚起するために積極的に情報公開を実践してまいりましたが、今後はこれまでの事業展開を検証し、今まで以上の調査研究、情報公開が肝要であると考えます。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(中塚寛君) これをもって特別委員会中間報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第25 議員派遣報告および議員派遣 ○議長(中塚寛君) 日程第25、議員派遣報告および議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件についてはお手元に配付したとおり報告し、また派遣することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 異議なしと認めます。よって、本件についてはお手元に配付したとおり報告し、また派遣することに決定いたしました。 これで本日の日程は全て終了いたしました。 この際、町長から発言を求められておりますので、これを許可します。 時岡町長。 ◎町長(時岡忍君) 3月1日に開会いたしました本定例会におきまして、慎重なる御審議と各案件の議決をいただき、厚くお礼を申し上げます。 議員におかれましては、今後ともおおい町の発展のためにいろいろとお力添えをいただきますようお願い申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中塚寛君) 会議を閉じます。 これをもって平成25年第1回おおい町議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。            午後0時07分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。            おおい町議会議長  中塚 寛               〃  議員  古石 實               〃  議員  小川宗一...